コインチェックCOINCHECK
ニュースリリース
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『【広報ブログ】Coincheck IEOはじめました🍉』
いつもCoincheckをご利用いただきありがとうございます。
先日キャンペーンも開始しましたが、暗号資産取引サービス「Coincheck」は7周年を迎えました
いつも、ご利用いただきありがとうございます!!
さて、更新に少し間が空いてしまいましたが、今回の広報ブログでは、2021年7月にローンチした「Coincheck IEO」について紹介していきます。
これまでの広報ブログは
こちら
そもそも、IEOって何?なぜ、資金調達にトークンを使うの?
「IEO(Initial Exchange Offering)」は、企業やプロジェクト等がユーティリティ・トークンを電子的に発行することで資金調達を行う仕組みであるICO(Initial Coin Offering)の中でも、暗号資産取引所が主体となってプロジェクト審査、およびトークン販売を行うモデルです。
そのIEOを行うためのプラットフォームとして7月にサービスを開始したのが「Coincheck IEO」です。そして、Coincheck IEOの第一号案件であり、国内初のIEOとしてデジタルコンテンツ (NFT) を発行・管理・流通するためのブロックチェーンネットワークである「パレット」が発行する「パレットトークン(PLT)」の販売を行いました。
資金調達の方法は、すでにさまざまな方法がある中で「なぜトークンを使うのか」「トークンを使うメリットはどこにあるのか」というご質問をよくいただきます。
コインチェックではトークンは、独自の経済圏を創造することのできるツールだと考えています。コミュニティ内で利用できるお金の機能を有するだけでなく、そのネットワーク参加者同士が自然と協調するような組織デザインを創る役割を果たします。
そして、このトークンが生み出す独自の経済圏は、「自律分散型組織」にこそ、マッチするのではないかと考えています。
良いプロジェクトを支援することで
暗号資産・ブロックチェーン業界に貢献したい
コインチェックでは、2019年頃からIEOの準備をしてきました。
先ほど、記載しましたが、暗号資産やブロックチェーン業界の多くはコミュニティやプロジェクトなど「自律分散型の組織」で運営されています。通常の会社などの組織ではないので、現状では資金調達の手段が限られています。業界として健全な発展を目指すならば、良いプロジェクトがしっかり成長できる環境を作るのが良いのではないか、そんなところからCoincheck IEOの構想がスタートしました。
とはいえ、本当にニーズはあるのか、また我々が把握しきれていないニーズをリサーチするため、2019年8月にIEOの事業化を検討していることを発表し、企業やプロジェクトからの応募を募りました。
その後、複数の企業と話し合いをさせていただき、2020年8月にパレット株式会社HashpaletteとともにIEO実現に向けた共同プロジェクトをスタートしました。パレットをに選んだ理由は大きく3つあります。
① 国内発IEO実施を、共通の目標に掲げられたこと
IEOの実現時期は、2019年8月にIEOの事業化を検討を発表して以降も、わからない状況が続いていました。法律や自主規制規則は整いつつあるものの、国内初の案件であり、まだまだ実施するには整えなければいけない部分は多く残っている状態でした。
いつ資金調達できるかわからないということは、事業継続において非常に大きなリスクを抱えることになるなかで、株式会社Hashpaletteが主体的にパレットの運営コミュニティを作り、同社の株主である株式会社HashPortや株式会社Link-Uの協力も得ながら、日本初の事例を作り上げるべく、様々な課題に対し、解決に向けて協働してもらいました。
② ビジョンが明確
パレットは、マンガやアニメ、スポーツ、音楽などのエンターテイメント分野に特化したブロックチェーンであり、直近で話題となっているNFTの課題となるイーサリアムのスケーラビリティの問題の解決を目指しており、非常にビジョンが明確でした。このようなプロジェクトが日本で成長していくことは、業界の成長にも貢献できると考えました。
パレットがどんなプロジェクトであるかや開発にかけた想いを知りたい方は、ホワイトペーパーにわかりやすくまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
③ 柔軟かつ迅速にプロダクトを改善
購入するユーザーにとって、トークンを保有するインセンティブの設計やどういうモデルで価値が上がるかを明確にすることは非常に重要です。当社からの指摘や相談なども快く受け入れ、迅速に改善を行ってくれました。
もちろんこの他にも、実際にIEOを実施する上では、新規暗号資産の取扱いなどと同様に当社内のルールや自主規制などに基づいた審査が必要となりますが、先が見えにくいなかで共に活動してくれるパートナーがいたからこそ、国内初のIEOを実現させることができたと考えています。約2年という長い時間が掛かってしまいましたが、パレットトークン(PLT)の購入申し込みにはたくさんのかたにご応募いただき、6分という驚きの速さで調達目標額である9億3150万円を達成し、お客様からのニーズがあるということが実感できました。
実は、プロジェクトメンバーは「調達目標額までいくかな?」「販売成立条件を満たせるかな?」と心底心配していましたが、開始してすぐにその心配は解消されました。
Coincheck IEOの第二号案件は?
次回については、まだ具体的にお話しできる段階にはありませんが、もちろん今回で終了ではなく、今後も継続的に実施していく予定です。
7月28日に発表された、マネックスグループの2022年3月期 第一四半期でも説明がありましたが、Coincheck IEOは業界の発展のために重要な機能を有すると考えています。また、Coincheckが注力する取扱い暗号資産の拡充にもつながります。
コインチェックでは、Coincheck、Coincheck NFT(β版)、Coincheck IEOなどのサービスを提供することで、今後生まれる新たなデジタル経済圏において暗号資産・NFTなどのサービスを展開しエコシステムを構築していきたいと考えています。
最後に・・・
今回パレットトークン(PLT)に関して、多くの方にご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございませんでした。
特に、抽選後の決済の際にオペレーションミスが発生し、申込み時期が早い方のみ通常通りパレットトークン(PLT)が付与されたため、SNSを中心に抽選が正しく行われていなかったのではないかという憶測が出てきてしまい、さらなるご心配をおかけしてしまいました。
社内でしっかり振り返りを行い、次回以降同様の事象が起こらないよう再発防止に努めて参ります。
また、今回IEOにより資金調達をしたパレットは、2021年8月18日にメインネットの稼働が開始されました。今後も、公式アプリのリリースやステーキングの開始などの予定が控えているので、ぜひパレットのTwitter(@hashpalette)をチェックしてみてください!
そして、コインチェックでは引き続き、採用強化中です!
特にエンジニアの皆様、少しでも興味のある方はぜひ、気軽にお話ししましょう!
採用サイト:https://corporate.coincheck.com/recruit/
商号:コインチェック株式会社
暗号資産交換業の登録番号:関東財務局長第00014号
加入協会:一般社団法人日本暗号資産取引業協会
【暗号資産・暗号資産のお取引に関する重要事項】
暗号資産は本邦通貨又は外国通貨と異なります。
秘密鍵を失った場合、保有する暗号資産を利用することができず、その価値が失われます。
暗号資産は移転記録の仕組みの破綻等により、その価値が失われる場合があります。
暗号資産の価格は変動するため、損失が生じる場合があります。
暗号資産は対価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済のために使⽤することができます。
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